交際クラブは宣伝の仕方を間違えたのではないか？
交際クラブって一言でいってしまえば出会いを求める場ですよね。そんなサービスなのになんでこんなにひっそりと営業をしているのかが疑問です。世間一般で出会いを求めるとなった場合には、ほぼ100%くらいで出会い系サイトが頭に浮かぶでしょう。同じように出会いを求めるサービスとしてはライバル競合であり先輩的な業界です。要は基盤がありある程度の市場もあるわけです。その業界に乗っかっていないのはいかがなのかなと思ってしまいます。もちろんシステム自体が大きく違うものですが、利用者の視点で考えると実際に2つの業界は近いものがると考えられるのです。まず、交際クラブの場合、女性と出会うまでにかかる必要は安いところで、2～3万円程度です。交際クラブの場合はシステムを利用することで確実に女性との接点を持つことができるものです。その価値が高いか安いかは判断が難しいところでしょう。ですが、出会い系サイトもシステム料はかかるもので、ある程度のサービスを利用するまでには3～5千円程度っかかってしまいます。しかも、その利用期間で良い女性がいない場合もあるわけです。下手をすると出会いが成立するまでに3万円程度も使ってしまうなんてこともあるわけです。そうなると、お金がかかるのはどちらの業界も同じであることが分かるでしょう。後は、出会った後にお礼や対価を支払うことになるわけですが、そこは業界を跨いでも世間的な相場は変わらないでしょう。こうなると、コストパフォーマンスも大事ですが確実性が高いサービスを使うことの方が実際に利用する上での利便性はあるでしょう。そうなると交際クラブは素晴らしいサービスと考えられるわけです。このメリットを全面に押し出して他業種の市場に殴り込みに行ければ絶対に成功したであろうことは間違いありません。ただ、現状のように交際クラブの業界はその独自の利用者層しかターゲットがいない状況を考えると、高級路線と格安路線との攻め方を徹底していれば、出会い系サイトの市場を奪いに行くことも可能であったのではないかと考えられます、ビジネスのイメージや安売りをすることは望ましくはありませんが、目先の大きな金額しか考えていなかった交際クラブ運営者は損をした可能性が非常に高いかもしれません。そんなこんなで現在では両方の業界に共通となる「パパ活」なる言葉も生まれてきています。交際クラブ業界発信のこの言葉が出会い系サイト界隈で使われているということは、逆に利用者を奪われている可能性がありそうです。
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