錦糸町のデリヘル嬢は人生の相談相手

錦糸町のデリヘル嬢は人生の相談相手

私が錦糸町のデリヘル嬢と知り合ったのは今から1年前になる。長年連れ添った彼女が他の男を作り、別れてしまって精神的にも脆い私は抜け殻のようになってしまった。いつもは気にかけない男女のカップルを見ると別れてしまった彼女を重ねてしまい、当時の思い出が蘇ってしまうほど私の心は痛み、寂しさで溢れていた。仕事に行くにも、テレビを観ているときでも、何をしているときでも決まって思い出してしまうのは彼女と過ごした日々で「こういう時はこう話すよな」とか「ここでいつも笑うな」等過去の記憶を辿るように思い返しては落ち込み、寂しさが襲ってくるのだ。この寂しさはどうにかできないものかと思い、週末になるとよく夜道を出歩くようになり、歓楽街へ向かい人が多い道をわざわざ通ることによって気を紛らわしていた。私の近所でこういった場所があるのは錦糸町で少し前までは治安は最悪だ、とまで言われていたこの街も今は少しだけ落ち着いているようにみえる。確かにまだ治安は良くなったとは言い切れない部分は多いが、前のことを思うと少しはマシになったのかなと感じる。錦糸町の街はナイトレジャーの巣窟だ。狭い範囲に多くの飲食店や風俗店が建ち並んでおり、当然そこを歩いているとキャッチの強面も人に声をかけられる。このキャッチの人に声をかけられる事は前は鬱陶しく感じていたが、傷心している私にとっては抜け殻のような自分でも一応人間として見てんだなと感じられるので少しうれしくも思った。錦糸町の街の中には数十メートルに何件か無料案内所という風俗店を紹介してくれる案内スポットがある。私は何故かこの日、デリヘルを利用しようかなと思っていたのだ。動機は不明。なんで唐突にデリヘルを利用しようと思ったのか今でもわからないが、考えられるとしたら人肌恋しくなったとしか言えないだろう。それもそのはずだ。彼女と別れてから数週間はご無沙汰で私の年齢もまだ20代の後半。まだまだ精気は衰えている年齢ではないので定期的にやってくるこの性欲はどうしようもないのだ。それも相まってかデリヘルに手を出したんだろうと無理やり納得させようとしていたのだろう。錦糸町のデリヘルは一度も利用したことがない。寧ろ、風俗を今まで利用したことがなくデリヘルを利用するにはどうしたらいいのか勝手がわからず、案内所の方に恥ずかしながら聞いたのは今では思い出話だ。錦糸町はデリヘル店が多くあり、他のエリアに比べると錦糸町のデリヘルにお在籍する女性の質は高いそうで案内所の方は1つの店舗ではなく、コンセプトがそれぞれ別なデリヘル店を私に紹介してくれた。私は正直どこのデリヘルでも良かったが、一番最初に良いと感じた女性がいたお店に決めた。錦糸町はレベルが高い、そう言っていたように確かに質は高そうに感じたし、正直別れた彼女よりもスタイルはよくて可愛いと思ってしまった。この日指名した錦糸町のデリヘル嬢がこれからデリヘル目的ではなく人生の相談をする相手になるとは思っていなかった。